プロダクト別テックリード(Mobile)
スパイダープラス株式会社 · 港区, 東京都 ·
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関連資料
仕事概要
プロダクトに「技術の軸」を。設計から品質まで、責任を持つエンジニアを求めています
60兆円規模の建設産業は、人手不足や法規制対応を背景に「建設DX」が急速に進んでいます。スパイダープラスはARR約50億円の主力サービス「SPIDER+」を核に、2025年11月には「SPIDER+ Workspace」構想のもと新たな2プロダクトをリリースし、建設現場を支える統合プラットフォームの構築を加速しています。
SPIDER+は社内エンジニアが開発を担う主力プロダクトとして継続的な成長を遂げてきました。一方、「SPIDER+ Workspace」構想のもと2025年11月にリリースしたS+ReportおよびS+Collaboは、現在、企画部門(PdM)が要件定義をリードし、オフショア開発パートナーが実装を担う体制で開発が進んでいます。
各プロダクトには、それぞれ異なる技術的課題があります。SPIDER+は大規模な実績を持つプロダクトとして、技術的負債の解消やリアーキテクチャを推進しながら、AI等の新技術活用を加速させる段階にあります。S+ReportとS+Collaboは、プロダクトの成長に伴い、技術的な責任を持ち、設計・品質・技術方針の意思決定を担う社内エンジニアの不在が課題となってきました。
本ポジション「プロダクト別テックリード(Mobile)」は、以下のいずれかのプロダクトのモバイル開発に深く関わり、技術的な方針を定め、プロダクトの品質と将来性を担保する役割を担っていただきます。
※どのプロダクトを担当していただくかは、ご自身の経験・志向を踏まえて面接を通じて確定します。
■ SPIDER+(施工管理プロダクト)
建設現場での施工管理を支える主力プロダクト。2011年のリリースから現在2,200社以上に導入されています。現場で使い続けられてきた大規模iOSアプリとして、技術的負債の解消・リアーキテクチャと、オフライン環境での安定動作・検査機器連携など、現場特有の要求に応えた技術が求められます。プロダクト開発部のエンジニアが開発を担い、社内に技術的な議論の土壌があります。
主な技術スタック: Swift / UIKit / SwiftUI / Realm(オフラインファースト) / Firebase / AWS
■ S+Report(デジタル帳票プロダクト)
現場のあらゆる紙帳票をペーパーレス化するプロダクト。2025年11月に販売を再開しました。iPadアプリを中心に品質課題の解消を進めながら、SPIDER+との連携強化やデータ利活用を推進しているフェーズです。Yjs CRDTを用いたリアルタイム共同編集、計測デバイス連携など、現場特有の高度な技術課題が揃っています。現在は企画部門とオフショアパートナーが開発を担っており、本ポジションが技術的な柱となります。
主な技術スタック: Swift / SwiftUI / Realm(オフラインファースト) / Yjs CRDT(WebSocket) / Firebase / OpenCV
■ S+Collabo(情報共有プロダクト)
現場のコミュニケーションをデジタル化するプロダクト。2025年11月にリリースし、フォーム・チャット・ワークフロー各機能の拡充と他プロダクトとの連携強化を進めているフェーズです。Web・iOS・Android の3プラットフォームを単一コードベースで開発するクロスプラットフォーム構成であり、オフラインファースト設計と複数サービス連携の技術課題に向き合っています。技術的な意思決定を担えるテックリードの存在が求められています。
主な技術スタック: React / TypeScript / Capacitor 7(iOS・Android) / RxDB(オフラインファースト) / IndexedDB / SQLite / AWS(AppSync / GraphQL / DynamoDB)
業務内容
■ 技術方針の策定・推進
・担当プロダクトの技術的方向性を定め、技術選定・アーキテクチャ設計・実装方針に関する意思決定を主導する
・技術的負債を可視化し、計画的な解消に向けたロードマップを策定・推進する
・ADR(Architecture Decision Record)などドキュメントベースの技術意思決定プロセスを確立する
■ 開発品質の向上と仕組み化
・プロダクト品質部と連携し、設計段階からの品質の作り込みを主導する
・テスト戦略(ユニットテスト・E2Eテスト)の策定と自動化推進
・CI/CDパイプラインの改善によるリリース品質・速度の向上
・技術的負債の計画的な解消を文化・プロセスとして根付かせる
■ PdM・デザイナーとの連携
・PdM・デザイナーと連携し、技術的観点からプロダクトの方向性に貢献する
・機能の実現可能性・コスト・リスクを評価し、開発判断に参画する
・技術的な課題をビジネス文脈でわかりやすく伝え、全体の意思決定を支援する
■ 最新技術の調査・活用推進
・Apple社の最新技術動向(WWDC発表内容等)をキャッチアップし、プロダクトへの応用を検討・推進する
・生成AI・AIエージェントの開発プロセスへの導入と効果検証
・モバイル技術の進化(SwiftUI進化・Flutter等のクロスプラットフォーム技術)を踏まえた技術戦略の立案
■ オフショア開発チームとの協働・技術指導
・開発パートナー(オフショア)への要件・仕様の技術的レビューと指導
・設計レベルでの課題を早期に発見し、手戻りを防ぐ技術レビュー体制の構築
・技術的な問題が発生した際の意思決定・解決策の提示
入社後まずお任せしたい業務・ミッション
ご経験や志向に応じて、以下のいずれかのミッションからスタートしていただくことを想定しています。
■ プロダクト技術基盤の理解と技術戦略の策定
まず担当プロダクトのコードベース・アーキテクチャ・開発フローを深く理解し、技術的課題の全体像を把握します。その上で、根本原因を特定し、事業の方向性と整合した現実的な改善ロードマップを策定・推進することが最初のミッションです。
■ 設計品質の作り込みと仕組み化
設計・アーキテクチャ決定など上流工程から品質を作り込む仕組みを主導します。テスト戦略・CI/CDの整備を通じて品質を継続的に向上させる仕組みも整え、属人的な判断に依存せず、開発パートナーも含めたチーム全体が高品質なアウトプットを出せる文化とプロセスを作ることが期待されます。
■ AI技術の開発・プロダクトへの活用推進
生成AIやAIエージェントを開発プロセスに組み込み、開発効率を向上させます。また、プロダクトへのAI機能実装(画像解析・LLM応用等)に関して、技術的な方針・実装方法を定義・推進する役割も期待されます。
魅力
■ プロダクトに「技術の軸」を打ち立てる、0→1の仕事
本ポジションは、既存の役割を引き継ぐのではなく、「テックリード」という役割そのものをプロダクトに新たに確立していただく仕事です。技術的な意思決定の仕組み・品質向上のプロセス・技術戦略のロードマップをゼロから設計し、根付かせる経験は、エンジニアとしてのキャリアに大きな財産となります。
■ 建設現場という特殊環境が生む、高度なモバイル技術課題
電波が不安定な建設現場でのオフラインファースト設計、計測機器とのリアルタイム連携、複数ユーザーによる共同編集のCRDT実装など、一般的なモバイルアプリ開発では出会えない難易度の高い技術課題が揃っています。技術的挑戦を求めるエンジニアにとって、成長の機会に満ちた環境です。
■ 建設DX市場の成長を技術で牽引する
建設DX市場は今後もCAGR+20%以上の成長が見込まれており、スパイダープラスはARR約50億円からさらなる成長を目指しています。国土強靭化・働き方改革・i-Construction 2.0など多くの政策が後押しする巨大市場のど真ん中で、プロダクトの技術を担う経験は希少価値の高いキャリアパスとなります。
■ 経営から現場まで一貫した「技術への敬意」
技術的課題を現場だけに押し付けることはありません。経営層が技術的負債の解消を「事業を前進させるための経営課題」と認識し、テックリードというポジションの新設を意思決定したこと自体がその証です。技術的な提言が、組織全体の意思決定に反映される環境があります。
身に付くスキル
■ プロダクト技術戦略の策定・実行能力
技術的課題の根本原因を特定し、事業価値を意識しながら優先順位をつけ、実行に移す戦略的思考力が養われます。
■ オフショア協働でのリード経験
オフショアチームへの技術的な指示・レビュー・メンタリングを通じて、多拠点・多文化環境でのチームリード能力が身につきます。
■ 複雑なモバイルシステムの設計・改善能力
大規模なiOSアプリのアーキテクチャ分析から、クロスプラットフォームへの移行戦略まで、多様なモバイル技術課題に向き合うことで、高度なアーキテクチャ設計能力が身につきます。
■ 現場特化の高難度モバイル技術
オフラインファースト・CRDT・デバイス連携など、一般的なモバイル開発では得難い、建設現場ならではの技術スタックを実務で深く習得できます。
雰囲気・特徴
■課題解決の主導権:
単なる「作業者」ではありません。解決すべき課題の発見から、その解決策の立案、実行まで、全てのプロセスにおいてオーナーシップを発揮することが期待されます。技術的洞察が、組織の次のスタンダードを創ります。
■自由と責任:
高い自由度には、それ相応の責任が伴うことを我々は理解しています 。大きな裁量を持ちますが、同時にその意思決定と結果に対して、プロフェッショナルとしての責任を担います。
■失敗を共有し、称え合う文化:
挑戦した結果の失敗は、チーム全体の貴重な資産であり、非難されるべきものではないという価値観が浸透しています 。
■論理に基づいた意思決定:
アーキテクチャの変更など、影響の大きな技術的意思決定は、ADR(Architecture Decision Record)といったドキュメントベースの非同期な議論を通じて行われます。これにより、誰かの声の大きさではなく、論理とデータに基づいた最適な結論を導き出すプロセスを担保しています 。